内容説明
中央アジアが生んだ稀代の英雄ティムールは、「草原とオアシスの世界」に強大な帝国を築き、中央アジアと西アジアに新たな時代をもたらしたばかりか、はるか中国や西ヨーロッパ諸国とも交渉をもった。史上における存在感は鮮烈であり、後代に及ぼした影響は、はかり知れない。本書はティムールの生涯や事蹟を追うことに終始せず、彼が「モンゴル」の面影を色濃く残しながらも新時代のすぐれた指導者であったことを説明している。
目次
世界史上のティムールの存在感
1 ティムールの台頭とティムール朝の成立
2 征服活動の展開
3 イスラームとモンゴルの間で
4 為政者としてのティムールの功績
5 晩年のティムールにみられる変化
著者等紹介
久保一之[クボカズユキ]
1961年生まれ。京都大学文学部史学科(西南アジア史学専攻)卒業。京都大学大学院文学研究科博士後期課程研究指導認定退学。専攻は西南アジア史学。現在、京都大学大学院文学研究科准教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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