目次
1 中世世界からムガル帝国の確立まで
2 ムガル帝国の支配機構
3 ムガル時代の経済発展と首都建設
4 ムガル時代の社会と文化
5 ムガル帝国の衰退
著者等紹介
小名康之[オナヤスユキ]
1945年生まれ。東京大学大学院人文科学研究科博士課程単位取得退学。専攻、ムガル帝国史。現在、青山学院大学文学部教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
MUNEKAZ
9
タイトル通りの一冊。ヒンドゥーの諸王国との戦いや、都市生活、美術、宗教の話題など多くの分野を扱っているが、全体的に教科書的というかもう少し突っ込みが欲しくなる内容。ただヨーロッパ全土よりも広いインド世界を、この容量で扱おうと思うと仕方のないことなのかも。個人的にはインドとイスラームの文化以外にも、サファヴィー朝との結びつきからペルシャの影響がかなり濃厚なのが印象的であった。あと絵画がやたらと官能的なのは、やはりイスラームじゃなくてインドなんだよなぁと思わされる。2016/08/11
hr
2
「ムガル」は「モンゴル」と改めて言われると、思い出してハッとする。「ムガル帝国」には、イギリスに吸収されていく弱体化した国家の印象が強いが、それ以外の特徴が内政・外征に至る多くの面から拾い上げてあり、国家のイメージを散らばらせる上でとても良いリブレット。ムガル帝国も、隣のサファヴィー朝も、海に目を向けて数十年を過ごせたらまた歴史は違ったのかも知れない。2017/10/10
sfこと古谷俊一
0
戦国乱世的に面白い展開がたくさんありそうなんだけど、悪い意味で教科書的通史としてまとまっていて、ちーと読みづらい。2008/09/09
-
- 電子書籍
- 悪童-ワルガキ-【分冊版】(4)第25…
-
- 電子書籍
- 世界で通じる子供の育て方 サッカー選手…