内容説明
インドのヒンドゥーとムスリムの関係は多面的で複雑である。そればかりでなく、それは非常にデリケートでホットな現代の政治問題でもある。限られたスペースのなかで総花的に扱うと、舌足らずになり、一般の読者には非常にわかりにくく、誤解をまねく虞れさえある。本書ではポイントを絞り込み、そのかわり、できるだけ丁寧に説明する方法をとった。インドのヒンドゥーとムスリムの関係は、兄弟や夫婦のそれに譬えられることがある。彼らが、日本人には想像もつかないほど、複雑に入り組んだ関係にあることについて、理解を深めていく。
目次
文化の「サラダボール」
1 共生と習合
2 “近代”の到来と初期の改革運動
3 改革運動の新たな展開
著者等紹介
中里成章[ナカザトナリアキ]
1946年生まれ。東京大学文学部卒業。カルカッタ大学Ph.D.専攻、南アジア近現代史。現在、東京大学東洋文化研究所教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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