内容説明
現代に立って過去の時代をふりかえり21世紀への指針をさぐろう。一家に一冊みんなが知ろうロマンに満ちた郷土の歴史。四半世紀ぶりに全面書きおろし。
目次
1章 芸備の自然と地域の形成
2章 古代国家と芸備の民衆
3章 土着の領主と東からきた領主
4章 境目地域の領主連合
5章 戦国時代の安芸・備後
6章 幕藩制下の芸備地方
7章 幕藩体制の成熟と民衆
8章 教育・文化の展開と宗教
9章 近代の広島
10章 戦争と平和の時代
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
Orochidou
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後学の為に読んだけど郷土史って狭くて密着度が高くて面白い!広島は軍事県でもあり移民県でもある。安芸門徒とよばれ浄土真宗の信者が多い。殺生を禁じているので間引・堕胎が行われず人工増加が高く、また耕地面積が少ないので出稼ぎが多かった。さらに明治期の日本とハワイの協約により三年契約で労働者が送出された。広島出身者はよく働くのでハワイ側から指定されるようになる。ハワイで話される日本語が広島弁であることが端的に物語っている。2016/05/31
Hisashi Tokunaga
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多摩川図。前にも読んだけど、今回第2版。内容の更新がどこまであったのか不詳。2013/01/17