内容説明
現代に立って過去の時代をふりかえり21世紀への指針をさぐろう。ロマンに満ちた郷土の歴史。
目次
1章 青森県の黎明
2章 古代蝦夷の時代
3章 北の激動の時代―古代から中世へ
4章 鎌倉・建武政権と「北の中世」
5章 躍動する北の世界
6章 近世北奥世界の開幕
7章 藩政の展開と北奥民衆の生活
8章 藩政の崩壊と北奥民衆
9章 近代の青森県
10章 現代社会の出発
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
i-miya
39
2013.06.19(読んだわけではありません、日経新聞文化面(2013.06.18朝刊)から)2013.06.18 (著者:長谷川成一、弘前大学付属図書館長) (見出:「落書きから迫る太宰治」)(見出:「高校時代のノート研究、自画像は自己愛の表れ」) (本文) 06/19は、太宰ファンにとって特別な日だ。 誕生日にして、遺体発見の日。 「桜桃忌」 東京都三鷹市、出身地の青森、訪れるファン。 私の所属、弘前大学。 旧制弘前高校の出身、私。 2013/06/19
小野靖貴
4
初対面の人とのコミュニケーションを円滑にするため、県史を学習。青森県。さすがに高校教科書の山川出版なだけあり、先土器から近現代にいたる変遷を丁寧かつ確実な筆致で描いている。そこらの新書よりは絶対に確実だし網羅的だと思う。弱点は記述の味気なさと、近現代の記述の少なさ。そのニュアンスは山川の高校日本史を思い出してもらえれば想像は付きやすいかと。興味が惹かれる所(著名な観光地や県庁所在地や各市町や新幹線や主要道路などの地理、祭礼や特産品主要産業や著名な文人)を覚える意図でしっかりチェックした。2014/10/26
a19
4
日本史、というと普通大和政権に代表される中央の日本を習う。しかし、実際には大和政権以外にも独自の文化を持った集団が住んでいた。青森は北海道との本州の橋渡しする地点として、発展していった。どの話も学校では習わなかったことなのでとても興味深く読んだ。アイヌとの窓口だったり。青森の人もそうでない人も歴史に興味がある人なら読んで楽しいだろう。2014/10/11
takao
0
縄文都市というほではない。2016/08/20
午前0時
0
10 安藤氏とは何か知りたくて読んだ。ついでに県の歴史を知ることができて良かった。2024/09/29