内容説明
今こそ知ろう。明治・大正・昭和、揺れ動く時代を生きた人々の歴史。
目次
１ 首都東京の誕生
２ 日清・日露戦争と“帝都”
３ 東京の大正デモクラシー
４ 関東大震災と“帝都”復興
５ “大東京”の成立
６ 戦争と都民
７ 東京占領と戦後民主化
８ １０００万都市・東京
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
白河清風
16
東京を心から愛する二人の共著。明治から昭和にかけて内乱・災害・戦争を経たにもかかわらず急成長を遂げたマンモス都市東京の各時期の経済発展と市街地との関係、都市問題、都市政策を視座に都市形成の全体像を描こうと試みた意欲作です。その中には、都市民衆の生活と諸運動や都市文化もターゲットとされ東京のモザイク模様も併せて描写されています。さらには、高齢者、障害者、女性、子どもなどの福祉の視点にも目配りがされています。著者の行政に対する評価は時として厳しく鋭いものですが、その底には郷土愛的なものがあるのも感じました。2021/11/06
bassai718
1
東京都の歴史について概略が知りたいと思い図書館で借りた。政治、社会、文化、風俗の面からわかりやすくまとまっており良書。2017/08/12
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