出版社内容情報
欧米列強の支配への抵抗が変革をよびおこした近代から、イスラエルとアラブ諸国の対立という新たな火種が生み出された現代まで、6時点の地図を並べて中東世界の変化を体感する。
中東諸国の独立契機となった露土戦争(1877年)、オスマン帝国崩壊(1920年)、イスラエル建国(1948年)、第三次中東戦争(1967年)、イラク戦争(2003年)時点、現在――
面積、人口、首都、宗教、国名変遷がわかる「データで見る中東と周辺の国々」付き。
内容説明
欧米列強の支配への抵抗が変革をよびおこした近代から新たな火種が生まれた戦後~現代まで、6時点の地図を並べて中東世界の変化を体感する。国名・国境の変化にまつわる事件、戦争、領土問題、民族問題について時代ごとに解説。中東で起きた近現代の変化を知れば、パレスチナ問題、宗教対立など、現在の世界が抱える課題への理解が深まる。
目次
1878年以前 オスマン帝国の弱体化
1920年 第一次世界大戦後
1948年 第二次世界大戦前後
1967年 第3次中東戦争終結まで
2003年 イラク戦争直前
2024年 現代の中東
資料編
著者等紹介
関眞興[セキシンコウ]
1944年三重県生まれ。東京大学文学部卒業、駿台予備学校の世界史講師を27年勤め、退職後は著作家となる(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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