始皇帝の愛読書―帝王を支えた書物の変遷

個数:
電子版価格
¥1,980
  • 電書あり

始皇帝の愛読書―帝王を支えた書物の変遷

  • ウェブストアに2冊在庫がございます。(2024年04月20日 07時40分現在)
    通常、ご注文翌日~2日後に出荷されます。
  • 出荷予定日とご注意事項
    ※上記を必ずご確認ください

    【ご注意事項】 ※必ずお読みください
    ◆在庫数は刻々と変動しており、ご注文手続き中に減ることもございます。
    ◆在庫数以上の数量をご注文の場合には、超過した分はお取り寄せとなり日数がかかります。入手できないこともございます。
    ◆事情により出荷が遅れる場合がございます。
    ◆お届け日のご指定は承っておりません。
    ◆「帯」はお付けできない場合がございます。
    ◆画像の表紙や帯等は実物とは異なる場合があります。
    ◆特に表記のない限り特典はありません。
    ◆別冊解答などの付属品はお付けできない場合がございます。
  • ●店舗受取サービス(送料無料)もご利用いただけます。
    ご注文ステップ「お届け先情報設定」にてお受け取り店をご指定ください。尚、受取店舗限定の特典はお付けできません。詳細はこちら
  • サイズ B6判/ページ数 200p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784634152168
  • NDC分類 289.2
  • Cコード C0022

出版社内容情報

中国史上最初の皇帝となった秦の始皇帝。東方六国を平定し、天下統一を成し遂げた彼の覇業を支えたのは、数々の書物であった。
始皇帝は各種の書物とどのように出会い、どのように読んでいたのか。当時の書物の読み方を丹念に分析していくことで、彼が生涯のどの時期にどんなかたちで書物から影響を受けて政治を行ったのかが見えてくる。秦王即位の時期には帝王学を学び、六国との戦時には戦略を学び、統一後は統治を学び、そして、晩年は不老不死へ思いを馳せるに至る。現代の私たちも年齢に応じて読書傾向が変わるように、始皇帝自身もその生涯のそれぞれの時期に応じて必要とした書物のジャンルが変わっていった。
生涯を通して様々な書物から考えを取り入れて政治を行った聡明な帝王だった始皇帝だが、なぜ最晩年に焚書坑儒という事件を起こすに至ったのか。書物を通して、新たな視点で人間始皇帝の人生を見つめ直す。

内容説明

帝王学を学び、戦略を学び、政治を学び、不老不死へ思いを馳せる。書物との関係を通して見えてきた、新たな始皇帝像に迫る!!

目次

序章 始皇帝の時代の書物
第1章 帝王学の書
第2章 外交と戦争の書
第3章 天下統一の書
第4章 晩年の書 方士・医学・老荘の書
終章 始皇帝の遺詔

著者等紹介

鶴間和幸[ツルマカズユキ]
1950年生まれ。東京大学大学院人文科学研究科博士課程単位取得退学。博士(文学)。専攻、中国古代史。学習院大学名誉教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

さとうしん

17
実際に読んだとされている『韓非子』の諸篇や、始皇帝のために書かれたとも言われる『呂氏春秋』など以外に、臣下の上奏文、臣下が編纂した『蒼頡篇』、当時の人が読んでいた睡虎地秦簡『為吏之道』、はたまた事前に文章をチェックしたはずの刻石の文章、晩年に読んだのではないかと著者が言う『老子』など、幅広い書が挙げられている。その他焚書坑儒など関連の話題に対する考察も盛り込まれている。いささか主旨から外れているのではないかと思う部分もあるが、紙幅の割には充実した内容となっている。2023/03/30

外部のウェブサイトに移動します

よろしければ下記URLをクリックしてください。

https://bookmeter.com/books/20712592
  • ご注意事項

    ご注意
    リンク先のウェブサイトは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」のページで、紀伊國屋書店のウェブサイトではなく、紀伊國屋書店の管理下にはないものです。
    この告知で掲載しているウェブサイトのアドレスについては、当ページ作成時点のものです。ウェブサイトのアドレスについては廃止や変更されることがあります。
    最新のアドレスについては、お客様ご自身でご確認ください。
    リンク先のウェブサイトについては、「株式会社ブックウォーカー」にご確認ください。