出版社内容情報
「世界標準」のリベラルアーツを手に、世界と闘え! なぜ、世界は5大「文字世界」でできているのか? 人類史を「文字」に着目したオリジナルな区分でとらえなおし、世界史の流れが一気につかめる驚異の「世界史」講義。
内容説明
「東大の先生の本だからどうせ難しいんでしょ」と思ってる人も!世界史を学び直したいと思ってる人も!「暗記」じゃなくて「考える」ためのぜんぜん難しくない「世界史」講義!!比較文明史に造詣の深い著者による、「目からウロコ」のユニークな視点が満載。この1冊で人類史のおおまかな「動き」がつかめる!
目次
プロローグ 「暗記」ではなく、「なぜ?」からはじめる世界史への招待
世界史はどうつくられてきたか
「文明」と「文化」とはなんだろうか
五つの大文化圏で世界史を考える
人類が「文字」と「組織」を獲得するまで
インド「梵字世界」と中国「漢字世界」の展開
メソポタミアとエジプト、エーゲ海の文明
「アラビア文字世界」の登場から「モンゴルの大征服」まで
西欧人の「大航海」時代は何を変えたのか?14~16世紀の世界
西欧世界はなぜ世界の覇権を握ることができたのか
異文化世界は「西洋の衝撃」にどう対応したか
「文字」から見えてくる近代世界
二三世紀の「世界史」を考える
著者等紹介
鈴木董[スズキタダシ]
1947年生まれ。東京大学法学部卒業、同大学院法学政治学研究科博士課程修了。法学博士。専攻はオスマン帝国史だが比較史・比較文化にも深い関心を持つ。83年より東京大学東洋文化研究所助教授、91年より同教授、2012年より東京大学名誉教授。トルコ歴史学協会名誉会員。著書多数(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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