出版社内容情報
敗戦後の日本にあってもただ一人、アジア主義者の立場から発言した竹内好。その最後を看取った著者による回想録であり、今あたらめて竹内の思想的位置付けを試みる書。
内容説明
政権の一極集中と思想の空洞化が懸念される今日の日本で、戦後思想史の文脈を読み直すことは喫緊の課題である。中国文学者であり、一貫して「アジア主義者」の立場から戦後日本の在り方に発言を続けた竹内好。晩年の竹内に寄り添い、その最期を見届けた著者が竹内の思想を再考する。
目次
序章 遅れてきた青年
第1章 「大東亜戦争」と竹内好
第2章 『魯迅』から国民文学論へ
第3章 反安保闘争と日中国交回復
第4章 アジア主義の展望
第5章 『魯迅文集』に賭ける
第6章 『魯迅文集』をひもとく
第7章 あの時代を反芻する
著者等紹介
中村愿[ナカムラスナオ]
1947年、福岡県京都郡豊津町に生まれる。著書多数。尾鷲卓彦の筆名で翻訳も(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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