出版社内容情報
「悪魔のように細心、神のように大胆ーー」黒澤明監督没後20年の2018年に、黒澤明を30年以上にわたり研究してきた著者がその集大成として迫る、黒澤明の真の人間像。
都築 政昭[ツヅキ マサアキ]
著・文・その他
内容説明
おかしな絵を描く「劣等生」は、いかにして希代の映画クリエイター「黒澤明」となったのか―。没後20年目に黒澤研究の第一人者が膨大な資料を駆使してその人間像と「狂気と創造の秘められたシステム」に迫る、ファン必読の入門書!
目次
序章 巧妙に仕組まれた映画への道
第1章 黒澤明のルーツ
第2章 黒澤ヒューマニズムとエンターテインメント―『生きる』『七人の侍』、そして『用心棒』『天国と地獄』『赤ひげ』
第3章 入魂‐一作一生―僕から映画を引いたら何も残らない
第4章 黒澤家の食卓―酒とステーキと宴会伝説
第5章 孤高の人・黒澤明が心を開いた忘れ得ぬ人々
第6章 挑戦と挫折の果てに―日米合作『トラ・トラ・トラ!』の落とし穴
最終章 限りなき優しい魂―遺作『まあだだよ』で真の師弟愛を描く
著者等紹介
都築政昭[ツズキマサアキ]
1934年愛知県生まれ。日本大学芸術学部映画学科卒業後、NHK製作業務局撮影部に入局。主にドキュメンタリー番組の製作に携わる。1987年、九州芸術工科大学(現・九州大学)教授、2000年、情報科学芸術大学院大学教授を歴任。2005年より評論家(映画・ロシア文学)に(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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サトシ@朝練ファイト
Isamash
みおひな
岡山の山奥ニート
agreeAKJR