出版社内容情報
高校生のとき、打ち込んでいたラグビー練習中の大けがから脊椎損傷で車いす生活となった一人の青年が、一時は自殺を試みるほどもがき苦しみながらも、スポーツに出会い、小さな積み重ねから自らの障害を乗り越えて行く……。2016リオ・パラリンピックで日本初の銅メダルの快挙を成し遂げたウィルチェアーラグビー日本代表をコーチとしてけん引した著者による、人々に勇気を与える初めての半生記。
三阪 洋行[ミサカ ヒロユキ]
著・文・その他
内容説明
高校時代に頚椎損傷で車いす生活となり、絶望のふちに立たされた著者が、いくつもの壁を乗り越えながら車いすラグビーで「感動の涙」を手にするまで。
目次
プロローグ 未来は自分で変えられる―リオ・二〇一六
第1章 すべてはパラリンピックのために(僕が出会った障害者スポーツ「ウィルチェアーラグビー」;初めてのパラリンピックへ―アテネ大会 二〇〇四年;日本代表副キャプテンとして再び大舞台へ―北京大会 二〇〇八年;涙で終わった現役最後のパラリンピック―ロンドン大会 二〇一二年)
第2章 車いすとともに生きる―二つの人生(高校生ラガーマン、頚髄損傷を負う;ラグビーと怪我―ラグビー界で障害者の僕が取り組んでいること;僕の社会復帰までの道のり;ウィルチェアーラグビーとの出会い;僕を変えてくれたニュージーランド留学)
第3章 目指せ!東京パラリンピック、そしてその先へ―続く日本代表コーチとしての新たな冒険(アシスタントコーチとして二〇一六リオ大会へ;東京パラリンピック、そしてその先へ)
著者等紹介
三阪洋行[ミサカヒロユキ]
1981年大阪府東大阪市生まれ。布施工業高校3年生のとき、ラグビー練習中の事故で頚髄を損傷し、車いす生活に。2003年にウィルチェアーラグビー日本代表に選出され、以後3大会連続でパラリンピックに出場。2016年リオパラリンピックではコーチとして日本代表初のメダル(銅)獲得に貢献した。バークレイズ証券に勤務しながら日本代表コーチ、東北ストーマーズのプレーイングマネージャーとして活躍し、障害者スポーツを拡大する活動にも取り組んでいる(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
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