内容説明
希少な動植物や太古の生物の痕跡が残された豊かな自然、伊勢参宮や道中土産などの歴史、戦中・戦後の生活の様子など、思いのほか知られていない話題を紹介。
目次
第1部 自然(クジラ標本、念願の展示―熊野灘の自然;江戸期は“天狗の爪石”―巨大サメ「メガロドン」の歯 ほか)
第2部 原始・古代・中世・近世(文政には人口の16%も―『御蔭参宮文政神異記』;雷除けで写経を発願―伊賀・常楽寺所蔵の大般若経 ほか)
第3部 近現代(県庁所在地の郡名―県名の由来;大正の民衆娯楽調査―「歴史を後世に伝える」公文書 ほか)
第4部 民俗(型売商人が販路拡大―江戸時代の服飾文化を支えた伊勢型紙;県内各地に豊富な種類 しめ縄 ほか)
第5部 博物館の開館によせて(協創と連携、地域に貢献―開館、県民主役の新館;後世に伝え、県民に公開―歴史的公文書の保存 ほか)