内容説明
幕末から明治にかけて撮られた富士山の写真を全国各地から収集した。気象観測、登拝の歴史、着色写真、背景としての富士山などを総編集した初の写真集である。
目次
カラー特集 富士山の幕末・明治・大正・昭和
富士山に日本の美を見る(外国人カメラマンが見た富士山;日下部金兵衛と富士山;富士山の写真に見る近代日本;富士山登拝の歴史;気象観測と富士山;幕末の外国人富士登山と大宮・村山口;吉田口登山道のいまむかし)
著者等紹介
小沢健志[オザワタケシ]
大正14年(1925)生まれ。東京国立文化財研究所技官、九州産業大学大学院教授などを経て現在、日本写真協会名誉顧問、日本写真芸術学会名誉会長。東京都歴史文化財団理事。1990年に日本写真協会賞功労賞を受賞
高橋則英[タカハシノリヒデ]
1978年、日本大学芸術学部写真学科卒業。日本大学芸術学部助手、専任講師、助教授を経て、2002年から日本大学芸術学部教授。専門領域は写真史、画像保存。近年は日本初期写真史の調査や研究を行う。技術史にも重点をおき日本初の実用的写真術コロジオン湿板法の実験等も行う。1991年から日本写真学会画像保存セミナーの運営にも関わる(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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