目次
同時代の世界
先史の世界
オリエントと地中海世界
アジア・アメリカの古代文明
内陸アジア世界・東アジア世界の形成
イスラーム世界の形成と発展
ヨーロッパ世界の形成と発展
内陸アジア世界・東アジア世界の展開
アジア諸地域の繁栄
近世ヨーロッパ世界の形成
近世ヨーロッパ世界の展開
近代ヨーロッパ・アメリカ世界の成立
欧米における近代国民国家の発展
アジア諸地域の動揺
帝国主義とアジアの民族運動
二つの世界大戦
冷戦と第三世界の成立
現在の世界
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
coolflat
13
左頁に、世界史の「流れ図」、右頁に、写真や地図、解説が書かれている。特筆すべきは「流れ図」だろう。「流れ図」は、視覚的に、歴史の流れ、歴史の因果関係が捉えられる。この「流れ図」は、世界史の基本骨格となる。頭にイメージできるくらいに理解したい。そうすればあらゆる歴史書に対し、理解が容易になるだろう。というか、理解すればするほど「世界史」が楽しくなる。また所々に「テーマ探求」というものが挟みこまれている。個人的には「紅茶と砂糖の歴史」や「社会主義の歴史」が読み応えがあった。世界史観を一層、広げてくれる。良書。2016/04/17
読書実践家
5
写真と図が世界史の流れを明快にする。2015/12/28
非日常口
5
新課程対応ということは脱ゆとり世代用ということになるのだろうか。前著は見ていないが、この本が900円くらいで売られていることに驚く。教科書は絶望的な感じだが、資料集はとかく素晴らしい。地図、美術、著名な人物画、勢力図を交えた年表。歴史とはやはり覚えるものではなく想起するものだと思う。暇にかまけて何度も眺めたい。2013/04/08
Jey.P.
1
学習参考書。マクニールの世界史の副読本に。各時代の流れを強調しており、時代毎に見開きで時代の流れ図と写真コラムという構成。見やすくて良い。ただ他の地域や時代は別の項になるため、横の繋がりが見えず、大きな流れも掴みにくい。巻頭の各世紀の世界地図は便利。2013/11/24