内容説明
戦略思考・問題解決で学生生活のラスボスを攻略!豊富な図解と実践的に学べるワークシートでわかりやすく解説。
目次
1 研究攻略を始める前に(研究の捉え方;研究への挑み方 ほか)
2 作戦の立案…第1ステージの攻略(フェイズ1「世界観の設計」の攻略;フェイズ2「道筋の選択」の攻略 ほか)
3 作戦の準備…第2ステージの攻略(フェイズ1「準備項目の列挙」の攻略;フェイズ2「順序の決定」の攻略 ほか)
4 作戦の実施…第3ステージの攻略(フェイズ1「証拠の収集」の攻略;フェイズ2「分析と推理」の攻略 ほか)
5 作戦の引継…第4ステージの攻略(ステージの概要;フェイズ1「企画と脚本」の攻略 ほか)
著者等紹介
石原尚[イシハラヒサシ]
博士(工学)(大阪大学)。1983年生。2009年から2012年まで日本学術振興会特別研究員(DC1)。2012年大阪大学大学院工学研究科博士後期課程単位取得満期退学。2013年より理研BSI客員研究員。2014年に博士(工学)を取得後、2019年1月まで大阪大学大学院工学研究科テニュアトラック助教。現講師。2015年よりATR連携研究員。2016年より2020年までJSTさきがけ研究者。子どもアンドロイドロボットAffettoの開発を手掛ける(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
HoriK
1
うまく研究を進めていくための流れを解説している。どのようなことに取り組んで、それらをどのような手順で進めていくのか、みたいな大枠のところが参考になった。それぞれの手順についてはそこまで具体的な方法論まで落とし込まれていなくて、なんだか分かったような分からなかったような感じだった。2023/06/22
ゆきりん2
1
この本の通りにすると研究がうまくいくわけではもちろんない(そんなセオリーはない)けど、その中でもうまくテンプレ化できるところはできていたと思う。とくに論文の書き方について参考になった。専門に特化してはいないが、文系・理系どっちの視点でも違和感なく読めた。(学部生のほうが適しているかも) 論文書く前に参考にしたい。2022/07/03
えんぴつpencil
0
考え方の参考になった、思い詰めたらもう一度読むのもあり。2025/04/10
breathingroom
0
卒論・修論を「ゲーム」に喩え「攻略法」を示した若手向けの指南書。図解はおシャレで目を引くが、内容は回りくどく、とても分かりにくい。特に「論文を狙い読みすれば良い」と述べながら、具体的な方法が示されていない点は致命的ではないか。また、「問題・目的・方法」といった基本構成を使えば済むところを、「理想・現状・課題・問題・目標・アプローチ・目的」などと用語を増やし、かえって混乱を招いている。喩え話も「桃太郎の鬼退治」プロジェクトになっており、研究→昔話→研究と無駄な置き換えが挟まるため読んでいてとても苦痛だった。2025/02/26