出版社内容情報
仕事や研究で組込みプログラミングをすることになった駆け出しエンジニアのために,これだけは知っておきたい必須知識を解説
○C言語に不慣れな読者でも,基本からわかる
○マイコンをうまく使うためのポイントを身につける
○小難しい用語よりも,まずは具体的なイメージからつかむ
組込みシステムで使われるマイクロコンピュータ(マイコン)は,小型にするため,そして消費電力を抑えるために,CPUの処理能力やメモリの量などが限られています.本書では,そんなマイコンをうまく使うための,「コンピュータに寄り添った」プログラミングを解説します.
C言語の初歩に始まり,コンピュータが動くしくみ,プログラミングや開発のコツ,機械語のポイント,そして実機による具体例まで,組込みエンジニアに求められる知識がまとめられています.用語の細かな意味よりも,とにかくこういうものだというイメージをつかむことを優先して書かれているので,最初に読む書籍として最適な一冊です.
内容説明
マイコンの性能を引き出すための必須スキルを習得しよう。
目次
1 本書を読み始める前に
2 C言語プログラムの基本
3 コンピュータのしくみ
4 C言語での整数と実数の取り扱い
5 高速で低負荷なプログラミングテクニック
6 デバッグの手法
7 通信
8 組込みプログラムの基本
9 機械語の基本
10 組込み機器の例
著者等紹介
千田陽介[センタヨウスケ]
久留米工業大学工学部情報ネットワーク工学科教授。博士(工学)。1997年より2005年まで(株)富士通研究所にて、組込みプログラムの開発を支援するMS‐Windows向けCAEアプリケーションの開発に従事。2005年より2008年まで(財)九州システム情報技術研究所(現、九州先端科学技術研究所)にて、移動サービスロボットのプラットフォームに関する研究開発に従事。2008年より(株)富士通研究所にて、携帯電話やスマートフォン内のセンサ開発マイコンプログラムなどを開発。2016年より現職。電子回路や組込みシステム、IoT関連の研究を行っている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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