内容説明
厳密でパワフルな技法を体感する。「文法として曖昧さがない」「正規表現や文脈自由文法よりも強力」などの理由で注目を浴びる「解析表現文法」の初の入門書。構文解析の初歩から実践的な開発技法まで、丁寧に解説。
目次
構文解析入門
パターンで考える
解析表現文法の登場
構文木とPegTree
計算機を作る
スモール言語を作る
本格的な文法開発に向けて
解析表現文法の形式理論
PEGパーザを作る
パーザコンビネータ
実用的なPEGパーザの開発
Packrat構文解析法
著者等紹介
倉光君郎[クラミツキミオ]
1996年東京大学工学部機械情報工学科卒業。2000年東京大学大学院理学研究科情報科学専攻博士課程中途退学、東京大学大学院情報学環助手。2003年工学院大学CPDセンター特任助教授。2005年横浜国立大学大学院工学研究科講師。2006~07年ジョージア工科大学コンピュータサイエンス学部客員研究員(兼務)。2007年横浜国立大学大学院工学研究科准教授。2018年日本女子大学理学部教授。博士(理学)。TRONプロジェクト、東大デジタルミュージアム、IPA未踏創造ソフトウェア事業、Konoha静的スクリプト言語開発、JST/CRESTディペンダブル組込みOSなどの開発参加経験をもつ。最近は、プログラミング理論を応用し、深層学習を活用したソフトウェア開発に取り組む(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。