内容説明
これからグラフ理論を学ぶひとへ。これ一冊で理論もアルゴリズムもわかる!具体例・やさしい説明・豊富な図でわかりやすい!
目次
1章 グラフの基礎
2章 最小全域木
3章 最短経路問題
4章 オイラー回路とハミルトン閉路
5章 グラフの彩色
6章 最大流問題
7章 マッチング
著者等紹介
宮崎修一[ミヤザキシュウイチ]
1993年九州大学工学部情報工学科卒業。1995年九州大学大学院工学研究科情報工学専攻修士課程修了。1998年九州大学大学院システム情報科学研究科情報工学専攻博士後期課程修了(博士(工学))。京都大学大学院情報学研究科通信情報システム専攻助手。2002年京都大学学術情報メディアセンター助教授。2007年京都大学学術情報メディアセンター准教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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富士獣
2
再読。 「講義指定の教科書が難しいからとっかかりとして使う」「非情報学部から情報系院試の対策の1冊目として使う」「非情報系で競プロなどしていて、理論面基礎理解として使う」ならとても平易で分かりやすいです。薄く、章末問題の解説も載っており、とても1冊目向き。 例えば最短経路のアルゴリズムがダイクストラしか載っていないなど、競プロの直接的な対策には向きません。また、グラフ理論をしっかり学びたいなら2冊目に別の本を読む必要があります。2022/05/29
チャートやつ
1
グラフ理論入門書。あくまで初学者がグラフ理論の考え方に触れるための本。 内容が厳選されている分非常に薄い本となっているので、読み始めやすいと思う。
Bantako
1
所々読み飛ばしちゃったけど面白かった 競プロerは読むべき2018/07/17
yamanaka25
0
わかりやすかった 辞書的に一冊あっていいと思う2020/06/30
tarotene
0
定理の証明と演習問題などは飛ばし読みしつつ主要な結果だけ追って読みました。同著者の『アルゴリズム理論の基礎』とスタイルは似通っていますが、そちらで触れられていなかったグラフアルゴリズムもきちんと載っています。次は問題に目を通しつつ、自分で解答を作成しながら読もうと思います。サイエンス社から出ているベルジュ本などへの足掛かりとしてもちょうど良いのではないでしょうか。2019/09/19