出版社内容情報
音声情報処理の分野は多岐に渡り,その応用も音声ガイド,音声入力、音声データベースなど多様で,すでに実用化が始まっている.この点も踏まえ,メーカの方を共著に加え,主に音声合成,音声認識に関する基本的な事項を取り上げて教科書としてまとめた.
序論/音声の基本的性質/音声の知覚と生成モデル/音声の分析/音声の符号化/音声合成/音声認識/演習問題+解答
内容説明
音声情報処理の分野は学際的で多岐に渡っているが、最近は伝統的な音声認識や音声合成の他に、話者認識、言語認識、音声対話処理、音声検索、音声要約、話題抽出、音源分離、声質変換、話速変換などもその仲間に入ってきている。音声情報処理の典型的な応用例としては、自動翻訳電話を上げることができる。本書はこれらの中から、音声認識や合成に関連する基本的な事項をとりあげている。
目次
第1章 序論
第2章 音声の基本的性質
第3章 音声の知覚と生成モデル
第4章 音声の分析
第5章 音声の符号化
第6章 音声合成
第7章 音声認識
著者等紹介
板橋秀一[イタバシシュウイチ]
1970年東北大学大学院工学研究科博士課程単位取得退学。東北大学電気通信研究所助手。1972年工業技術院電子技術総合研究所技官。1974年同主任研究官。1977‐1978年ストックホルム王立工科大学客員研究員。1982年筑波大学電子・情報工学系助教授。1987年同教授。2004年筑波大学大学院システム情報工学研究科教授。工学博士
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