出版社内容情報
ときに抽象的でわかりにくい論理回路のしくみを,物理的なイメージとともに理解できるよう解説した,わかりやすいテキストです.
基本的な論理演算をスイッチによる回路動作と対応させることで,ブール代数の操作や論理式の簡単化の原理を,直感的に把握できるようにしています.
また,CMOSによる構成にも触れており,回路設計における要点と関連づけて述べることで,実用面で考慮すべき点と,その理由もわかるようになっています.
講義用教科書としてはもちろん,自習のための参考書にもおすすめです.
内容説明
回路のしくみを物理的なイメージで理解できる。論理演算や簡単化の原理がわかりやすい。
目次
1章 ディジタル信号とは
2章 基本論理演算
3章 論理ゲート記号と論理回路図
4章 論理式の簡単化
5章 CMOS論理回路
6章 組み合わせ論理回路
7章 加減算論理回路
8章 順序回路
9章 カウンタとレジスタ
付録 XORゲートとXNORゲート
著者等紹介
前多正[マエダタダシ]
1983年豊橋技術科学大学電気電子工学専攻修了。2024年退職。博士(工学)、2005~2010年International Solid State Circuit Conference(ISSCC)ワイヤレスプログラム委員、2018年電子情報通信学会英文論文誌(A)小特集プログラム編集委員長などを歴任。専門はアナログRF回路設計。所属学会:米国電気電子学会(IEEE)、電子情報通信学会(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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