出版社内容情報
倒立振子を制御対象として,制御理論の基礎から応用まで解説する教科書兼専門書.学生だけでなく技術者の方にもおすすめの一冊.倒立振子を制御対象として,古典制御・現代制御・アドバンスト制御を解説した,これまでにない切り口の書籍です.制御理論について基礎から応用まで統一的な知識が得られます.
実践的に学びたい学生の方だけでなく,現代制御を中心とした制御工学を学び直したい技術者の方にもおすすめの一冊です.
MATLAB/Simulink 用プログラムがサポートページで公開されているため,倒立振子の実験装置がなくても本書に掲載されている実験例をお試しいただけます.
第I部 基礎編
第1章 倒立振子の概要と制御系設計の流れ
第2章 台車位置のPID制御
第3章 物理法則に基づくモデリングとパラメータ同定
第4章 システムの状態空間表現と安定性
第5章 可制御性と状態フィードバック
第6章 内部モデル原理とサーボ系
第7章 可観測性とオブザーバ
第8章 コントローラの実装―離散化
第II部 発展編
第1章 LMIと制御
第2章 ディジタル制御
第3章 非線形制御
川田 昌克[カワタマサカツ]
舞鶴工業高等専門学校 教授 博(工)
東 俊一[アズマシュンイチ]
京都大学 准教授 博(工)
市原 裕之[イチハラヒロユキ]
明治大学 准教授 博(工)
浦久保 孝光[ウラクボタカテル]
神戸大学 准教授 博(工)
大塚 敏之[オオツカトシユキ]
京都大学 教授 博(工)
甲斐 健也[カイタツヤ]
東京理科大学 講師 博(科学)
國松 禎明[クニマツサダアキ]
熊本大学 助教 博(工)
澤田 賢治[サワダケンジ]
電気通信大学 准教授 博(工)
永原 正章[ナガハラマサアキ]
北九州市立大学 教授 博(情報学)
南 裕樹[ミナミユウキ]
大阪大学 講師 博(情報学)
目次
第1部 基礎編(倒立振子の概要と制御系設計の流れ;台車位置のPID制御;物理法則に基づくモデリングとパラメータ同定;システムの状態空間表現と安定性;可制御性と状態フィードバック;内部モデル原理とサーボ系;可観測性とオブザーバ)
第2部 発展編(LMIと制御;ディジタル制御;非線形制御)
著者等紹介
川田昌克[カワタマサカツ]
1992年3月立命館大学理工学部情報工学科卒業。1994年3月立命館大学大学院理工学研究科情報工学専攻修士課程修了。1997年3月立命館大学大学院理工学研究科情報工学専攻博士課程後期課程修了(博士(工学)取得)。4月立命館大学理工学部電気電子系助手(任期制)。1998年4月舞鶴工業高等専門学校電子制御工学科助手。2000年10月舞鶴工業高等専門学校電子制御工学科講師。2006年6月舞鶴工業高等専門学校電子制御工学科助教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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