内容説明
『2010年度発明協会会長賞』受賞。本書は受賞の対象になった“磁気ディスク装置(HDD)用信号処理技術”について詳述。革新的な信号処理技術“PRML方式”を中心にその基礎と応用の両面から、全体像を俯瞰しながら丁寧に解説した専門書である。
目次
1章 磁気ディスク装置と信号処置技術の概要
2章 PRML方式の基礎
3章 ランレングス制限符号の構成
4章 反復復号のための基本アルゴリズム
5章 PRML方式の実際
6章 記録再生系における反復復号の構成とその特徴
7章 誤り訂正符号の構成
著者等紹介
三田誠一[ミタセイイチ]
1971年京都大学大学院工学研究科修士課程修了。1971年日立製作所中央研究所勤務。1988年工学博士(京都大学)。1991年日立製作所小田原工場勤務。1999年豊田工業大学教授
西谷卓史[ニシヤタクシ]
1973年京都大学工学部電気工学科卒業。1973年日立製作所習志野工場勤務。1980年日立製作所システム開発研究所勤務。1995年博士(工学)(京都大学)。2002年大阪工業大学教授
澤口秀樹[サワグチヒデキ]
1988年早稲田大学大学院理工学研究科修士課程修了。1988年日立製作所中央研究所勤務。2005年日立グローバルストレージテクノロジーズ(米国サンノゼ)勤務。2006年博士(情報理工学)(東京大学)
松井一[マツイハジメ]
1999年名古屋大学大学院多元数理科学研究科博士課程修了。1999年博士(数理学)(名古屋大学)。1999年豊田工業大学PD研究員。2006年豊田工業大学助教授(2007年より准教授)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。