出版社内容情報
計算機によって信号を処理するための技術であるディジタル信号処理は,情報通信,計測制御,メディカルエレクトロニクスなど多くの分野でなくてはならない技術である.本書は,初めてディジタル信号処理を学ぶ学生がその基本部分をしっかりと理解できるように,多くの例題を交えながら丁寧に執筆したテキスト.
■目次 ディジタル信号処理の背景/離散時間信号とシステム/連続時間信号とシステム/連続時間信号の標本化/離散フーリエ変換と高速フーリエ変換/ディジタルフィルタ/システム実現/演習問題解答
内容説明
本書は、ディジタル信号処理システムを構成するための理論を丁寧に解説したテキストである。システムの解析論だけでなく、可能な限り合成論を展開し、やさしく解説することを心がけ、多くの例題を解きながら、その基礎理論からシステムの実現までを設計の楽しさが伝わるように記述している。
目次
第1章 信号処理の概要
第2章 離散時間信号とシステム
第3章 連続時間信号とシステム
第4章 連続時間信号の標本化
第5章 離散フーリエ変換と高速フーリエ変換
第6章 ディジタルフィルタ
第7章 システム実現
著者等紹介
渡部英二[ワタナベエイジ]
1981年電気通信大学電波通信学科卒業。1983年同大大学院修士課程修了。1986年東京工業大学大学院電子物理工学専攻博士後期課程修了。東京工業大学大学院物理情報工学専攻助手。1991年芝浦工業大学電子情報システム学科講師。1995年芝浦工業大学電子情報システム学科助教授。2000年芝浦工業大学電子情報システム学科教授。工学博士(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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