出版社内容情報
現場でよく起こる67のEMC問題のトラブル事例を取り上げ,それらを通してノイズが発生するしくみと対策方法をわかりやすく解説しています.
設計者がEMC問題に直面して対策を急ぐとき,EMC対策フローチャートやトラブル事例一覧などを参照することで,対策方法を素早く検索できます.また,そのような「ノイズ対策マニュアル」としてだけでなく,はじめから順番に読んでいくことで,ノイズの発生や受信のしくみ,そしてその対策方法を無理なく学ぶ解説書としても使用できます.
内容説明
エンジニアを悩ませる「ノイズ問題」を解決する!ノイズ発生と受信のしくみがわかる。対策技術の初歩から実用的なものまでを紹介。起こりがちなトラブル事例を網羅。トラブル事例から対策方法を逆引き。
目次
基礎編(ノイズとその影響;ノイズの基礎;アンテナの基礎;フィルタの基礎)
トラブル事例・対策編(ケーブルや基板上の配線;空間伝導;導体伝導とフィルタ;フィルタの活用;グラウンドパターン;ケーブル、筐体構造;多層基板;コモンモードノイズ)
付録
著者等紹介
辻正敏[ツジマサトシ]
1986年愛知工業大学電子工学科卒業。2009年香川高等専門学校教授。博士(工学)。業務実績:企業での開発:マイクロ波センサ、レーダー探知機、無線通信機器、集積回路など多数。共同研究:人工衛星LiteBIRD(JAXA)のEMC対策、人工衛星KOSEN‐1のアンテナ開発、人工衛星KOSEN‐2の八木アンテナ開発。研究分野:フェイズドアレーアンテナの給電回路、無線電力伝送、マイクロ波センサ(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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