内容説明
なぜ、物体は壊れるのか。破壊現象の理論的背景と、実用上の問題を総合的に解説。
目次
1 導入(歴史と概要)
2 基礎概念(線形弾性破壊力学;弾塑性破壊力学;動的破壊および時間依存性破壊)
3 材料の挙動(金属の破壊機構;非金属材料の破壊機構)
4 応用(金属の破壊靭性試験;非金属の破壊試験;構造物への応用;疲労き裂伝播;金属の環境助長割れ;計算破壊力学;演習問題)
著者等紹介
Anderson,T.L.[ANDERSON,T.L.][Anderson,T.L.]
Texas A&M大学で研究教育に携わった後、コンサルタント会社を設立して構造物の信頼性評価に関する実務にあたるとともに、米国石油協会の維持基準API‐RP579のき裂状欠陥評価手法を中心となって開発している
粟飯原周二[アイハラシュウジ]
1981年東京大学大学院工学系研究科修了(工学博士)。1981年新日本製鐵(株)入社技術開発本部。2006年東京大学大学院工学系研究科環境海洋工学専攻教授。2008年東京大学大学院工学系研究科システム創成学専攻教授
金田重裕[カネダシゲヒロ]
1967年工学院大学工学部生産機械工学科卒業。1967年東京大学工学部船舶工学科助手。2007年東京大学大学院工学系研究科定年退職。2007年東京大学大学院工学系研究科非常勤職員
吉成仁志[ヨシナリヒトシ]
1983年東京大学大学院工学系研究科修了(工学博士)。1985年東京大学工学部船舶工学科助教授。2003年(独)海上技術安全研究所上席研究員。東京大学大学院工学系研究科客員教授(2003~2006年)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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