コンピュータ材料科学―材料の微視的構造と特性のシミュレーション

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  • サイズ A5判/ページ数 361p/高さ 23cm
  • 商品コード 9784627664913
  • NDC分類 501.4
  • Cコード C3053

出版社内容情報

材料の微視的構造と特性のシミュレーション技法について解説.

■目次 序章/材料科学におけるモデリングとシミュレーション/微分方程式の基礎と解法/原子スケールシミュレーションの統計力学/モンテカルロ法によるシミュレーションおよび積分/分子動力学/離散転位静力学と動力学 他全19章

内容説明

近年の研究開発においては、マクロからナノスケールまでのマルチスケール解析が必須となっている。本書では、シミュレーション技法の基礎の加え、有限要素法、転位動力学、セルラーオートマトン、フェーズフィールド法、分子動力学法、モンテカルロ法、密度汎関数法などの手法と、それらのスケールのつながりをわかりやすく解説する。

目次

第1部 緒言と基礎(材料科学におけるモデリングとシミュレーション;微分方程式の基礎と解法)
第2部 ナノ‐ミクロスケールによるシミュレーション技法(基礎;原子スケールシミュレーションの統計力学 ほか)
第3部 ミクロ‐メゾスケールによるシミュレーション技法(離散転位静力学と動力学;ギンツブルグ‐ランダウ型フェーズフィールド・カイネティックモデル ほか)
第4部 メゾ‐マクロスケールによるシミュレーション技法(メゾ‐マクロスケールにおける有限要素法、差分法;多結晶弾性と塑性モデル)
第5部 統合モデリングとシミュレーション(基礎;微視的構造シミュレーションにおける空間と時間スケール)

著者等紹介

酒井信介[サカイシンスケ]
1980年東京大学大学院工学研究科博士課程修了(工学博士)。1980年東京大学工学部舶用機械工学科講師。1981年東京大学工学部舶用機械工学科助教授。1995年東京大学大学院工学系研究科機械工学専攻助教授。1997年東京大学大学院工学系研究科機械工学専攻教授。現在に至る

泉聡志[イズミサトシ]
1994年東京大学大学院工学系研究科機械情報工学専攻修了。1994年(株)東芝研究開発センター入社。1999年東京大学大学院工学系研究科機械工学専攻助手(工学博士)。2002年東京大学大学院工学系研究科機械工学専攻講師。現在に至る
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