公理的設計―複雑なシステムの単純化設計

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  • サイズ A5判/ページ数 270p/高さ 22cm
  • 商品コード 9784627664814
  • NDC分類 531.9
  • Cコード C3053

出版社内容情報

「公理的設計」を提唱した設計論の第一人者による,上手な設計のための方法論.設計を行う上での設計者の考え方,問題設定の方法を数式に展開し,体系的に解説をした.

公理的設計の導入/単一FR設計,情報公理,およびロバスト設計/複数FR設計/システム設計

内容説明

一つの部品を改良すると、となりの部品の調子が悪くなる。部品同志が、見えない糸で絡み合っているようだ。設計の思考を「設計方程式」で表すと、複雑な設計が簡単に見える。このとき「独立公理」と「情報公理」を満たす設計こそが最適解なのである。本書では、実際の設計例を通して、設計方程式と二つの公理を説明する。

目次

1 公理的設計の導入(設計の現状;誰がどのように何を設計するのか ほか)
2 単一FR設計、情報公理、ロバスト設計(単一FR設計の導入;単一FR設計で考慮すべきこと ほか)
3 複数FR設計(複数FR設計における公理的理論の簡単な復習;複数FR設計における独立公理と情報公理 ほか)
4 システム設計(システム設計に関連する問題;システムの分類 ほか)

著者等紹介

中尾政之[ナカオマサユキ]
1983年東京大学大学院工学系研究科産業機械工学専攻修士課程修了。1983年日立金属(株)入社。1991年東京大学で博士(工学)を取得。1992年東京大学大学院工学系研究科産業機械工学専攻助教授。2002年東京大学大学院工学系研究科総合研究機構教授、現在に至る

飯野謙次[イイノケンジ]
1984年東京大学大学院工学系研究科産業機械工学専攻修士課程修了。1984年General Electric Nuclear Energy入社。1992年Stanford大学でPh.D.を取得。2000年SYDROSE LP設立、同社代表に就任、現在に至る

畑村洋太郎[ハタムラヨウタロウ]
1966年東京大学大学院工学系研究科機械工学専攻修士課程修了。1966年(株)日立製作所入社。1973年東京大学で工学博士を取得。1973年東京大学工学部助教授。1983年東京大学工学部教授。2001年工学院大学国際基礎工学科教授、東京大学名誉教授、現在に至る
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