出版社内容情報
――構造設計の新たな地平を切りひらく――
デジタルツールを最大限に活用し,斬新な建築を生み出して注目を集めるコンピュテーショナルデザイン.3D CADソフト「Rhinoceros」と,その機能をアルゴリズムによって拡張する「Grasshopper」を組み合わせた定番環境を用いて,コンピュテーショナルデザインを構造設計で実践する手法を解説します.
建築,機械,土木…この世界のあらゆる構造物は,力学の制約から逃れることはできません.そのなかで,より合理的に,そして創造的に構造設計を行う方法が,本書をとおして学べます.「形」と「力」の関係に向き合うすべての設計者に贈る,『構造コンピュテーショナルデザイン』への入門書です.
《Karamba3Dによる構造解析》
Rhinoceros+Grasshopperは,形を作るだけのツールではありません.「Karamba3D」というプラグインもあわせて活用すれば,構造物に生じる応力や変形の状態を素早く把握することができます.その基本的な使い方や解析結果の読み取り方を,ていねいに解説します.
《パラメトリックな形状デザイン》
さまざまに条件を変えながら,力学的にも合理的な形状を探したい…そのような場面で,Grasshopperは大きな力を発揮します.形状を柔軟に操作できるパラメトリックなモデルの作成方法や,それを活用して望ましい設計を探索するための考え方を取り上げます.
《最適化の基礎から実践まで》
アルゴリズムによる設計の極地である「最適化」は,新たな形状を生み出す大きな可能性を秘めながらも,ときに難解な印象をもたれがちです.本書では,理論の基礎を直感的に説明したうえで,自身の設計で最適化を実践するための方法をわかりやすく紹介します.
*森北出版Webサイトの本書のページ「ダウンロード」タブにて,本書で扱うサンプルファイルを公開しています.
【目次】
Chapter 1 Rhinocerosのはじめ方
Chapter 2 Grasshopperのはじめ方
Chapter 3 Karamba3Dを使った構造解析
Chapter 4 構造最適化の利用法
Chapter 5 コンピュテーショナルデザインの応用
【目次】
内容説明
構造設計の新たな地平を切りひらく。Karamba3Dによる構造解析、パラメトリックな形状デザイン、最適化の基礎から実践まで。「形と力」の関係を読み解き、合理的かつ創造的な構造を生み出す新手法への入門ガイド。
目次
1 Rhinocerosのはじめ方(Rhinocerosの基本事項;Rhinoの基本操作―東屋の作成を通じて)
2 Grasshopperのはじめ方(Grasshopperの基本事項;Grasshopperの基本操作―東屋の作成を通じて;データツリーを活用したトラスの作成;プラグイン追加によるカスタム)
3 Karamba3Dを使った構造解析(Karamba3Dのはじめ方;Karamba3Dの基本操作―片持梁の解析を通じて;梁要素でのトラス架構の解析;梁要素とシェル要素でモデル化した東屋の解析;Karamba3DのTips)
4 構造最適化の利用法(Tunnyを使用した最適化入門;Tunnyの最適化手法の選び方;Karamba3Dを使用した最適化入門)
5 コンピュテーショナルデザインの応用(キャノピーの構造デザイン検討;グリッドシェルの構造デザイン検討;シェル要素での梁貫通孔のあるH型鋼の解析;Excelとの連携によるRC断面の設計)
著者等紹介
夏目大彰[ナツメヒロアキ]
1990年 静岡県生まれ。2013年 早稲田大学創造理工学部建築学科卒業、2015年 同大学院創造理工学研究科建築学専攻修了。同年、国内大手組織設計事務所に入社し、建築構造設計業務に従事。2020年に独立し、コンピュテーショナルデザインを主軸とした設計支援を開始。2021年からはスタートアップにて機械設計にも携わり、建築・機械の両分野でアルゴリズミックな構造設計手法の実装を進めている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
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