出版社内容情報
住宅やビルに広く使われているコンクリートの劣化とその補修について，多くの写真や図でわかりやすく解説した入門書．実務家はもちろん，これから家を建てようとしている方にも良い参考となる一冊．
コンクリートの耐久性／コンクリートにおけるひび割れ／コンクリートの炭酸化および中性化現象／塩害による鉄筋の腐食／コンクリート用粉砕骨材の有害な現象／アスベスト／コンクリートのクリープ現象／コンクリートの強度劣化／建築物の不同沈下／鉄筋コンクリート造建築物の地震被害／他
内容説明
あなたの近くのコンクリートは安全か？住宅やビルに広く使われているコンクリートの劣化をわかりやすく解説。また最新の補修技術も紹介。実務家はもちろん、これから家を建てようとしている方にも良い参考となる一冊。
目次
第１章 コンクリートの耐久性
第２章 コンクリートにおけるひび割れ
第３章 コンクリートの炭酸化および中性化現象
第４章 塩害による鉄筋の腐食
第５章 コンクリート用粉砕骨材の有害な現象
第６章 アスベスト（石綿）
第７章 コンクリートのクリープ現象
第８章 コンクリートの強度劣化
第９章 建築物の不同沈下
第１０章 鉄筋コンクリート造建築物の地震被害
著者等紹介
槇谷栄次［マキタニエイジ］
１９６１年早稲田大学第一理工学部建築学科卒業。１９７３年工学博士。１９７４年アメリカ・コロンビア大学客員研究員。１９７７年関東学院大学工学部教授。１９９６年中国合肥工業大学客員教授兼務、現在に至る
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感想・レビュー
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はなあぶ
5
2004年出版。薄い本だが、コンクリートの劣化と補修についてよくまとめられた希少な本。海砂や不適切な岩石を粉砕したものを骨材に使用しているかどうかがＲＣ物件の寿命に関係してくることを知った。コンクリートは水とセメントと骨材の配合割合をきちんとやれば所定の強度が得られるが、施工性を良くするために現場で加水したり、流動化剤を加えると、欠陥建築が生まれるとのこと。2015/05/28
