出版社内容情報
建築振動の基礎から,耐震設計の考え方までを平易に解説するテキストです.
初学者がつまずきやすい振動の数学的表現,とくに複素数を用いた振動の表し方と振動の固有モードの概念を,例題や演習問題も交えて丁寧に説明することで,振動解析の理論がわかりやすくなっています.
構造物の応答の数値解析や,等価線形化と限界耐力計算法など,実際の耐震設計において重要となる項目についても,その原理や基本概念の理解に焦点を絞ってやさしく解説します.
大学・高専の講義用教科書として,あるいは耐震設計の実務者向け入門書として,最適な一冊となっています.
【目次】
第1章 はじめに
第2章 動力学の基礎と非減衰1自由度系の振動
第3章 減衰1自由度系の振動
第4章 多自由度系の振動
第5章 応答の数値解析
第6章 非線形系の応答解析
第7章 地盤の振動
第8章 耐震設計
付録 行列の基礎
【目次】



