コンクリート構造物の耐久性診断シリーズ<br> アルカリ骨材反応の診断 (POD版)

コンクリート構造物の耐久性診断シリーズ
アルカリ骨材反応の診断 (POD版)

  • ただいまウェブストアではご注文を受け付けておりません。
  • サイズ A5判/ページ数 189p/高さ 21cm
  • 商品コード 9784627417298
  • NDC分類 511.71
  • Cコード C3351

出版社内容情報

アルカリ骨材反応(AAR)の定義,AARを生ずるメカニズム,反応速度に及ぼす各種要因の影響,AARによるコンクリート構造物の劣化性状,およびAARの制御などについて詳細に解説した技術参考書.なお,口絵のカラー版は当社のWebにて公開中.

■目次 総論/アルカリ骨材反応による劣化度の診断/アルカリ骨材反応の予防診断

内容説明

コンクリート構造物はいずれも重要な社会資本であり、その供用期間中にアルカリ骨材反応による劣化を生ずることはこれらの機能に重大な障害を与えるおそれがある。このために、できうる限り早い時期にコンクリート構造物の耐久性診断を行って、今後、アルカリ骨材反応を生ずる可能性があるのか、あるいはすでにコンクリート内部に反応が進行し始めているのか、などを知ることはきわめて重要である。本書はアルカリ骨材反応に関するこのような耐久性診断の方法についてとりまとめたものである。

目次

第1部 総論(アルカリ骨材反応概論;アルカリ骨材反応の診断に必要な機器)
第2部 アルカリ骨材反応による劣化度の診断(構造物の現地調査;コアによる室内試験;構造物の診断と診断例)
第3部 アルカリ骨材反応の予防診断(反応性骨材・鉱物の定性・定量方法;セメント硬化体の診断方法)
資料編

著者等紹介

小林一輔[コバヤシカズスケ]
1954年東京大学工学部土木工学科卒業。同年運輸省運輸技術研究所。1958年東京大学出向、生産技術研究所。1963年東京大学助教授。1967年土木学会費(吉田賞)。1970年工学博士。1976年東京大学教授。1990年東京大学名誉教授。同年千葉工業大学教授

丸章夫[マルアキオ]
1963年東京教育大学大学院理学研究科修士課程鉱物学科卒業。1963年東京教育大学理学部助手。1964年日鉄鉱業株式会社。1971年理学博士。1983年地質鉱物エンジニアリング株式会社社長。1986年東京大学生産技術研究所研究員

立松英信[タテマツヒデノブ]
1970年早稲田大学理工学部卒業。1972年同理工学研究科応用化学専攻修士課程修了。同年日本国有鉄道。1973年同鉄道技術研究所。1983年工学博士。1987年財団法人鉄道総合技術研究所。1990年同無機材料研究室長。1995年同基礎研究部長
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。