内容説明
２００年を経た今もなお興味をかきたてるダーウィンの観察記録。
目次
第１部 茎で巻き付く植物（軸のねじれ；回転運動の性質 ほか）
第２部 葉でよじ登る植物（Ｃｌｅｍａｔｉｓ（センニンソウ属）
Ｔｒｏｐａｅｏｌｕｍ（ノウゼンハレン属） ほか）
第３部 まきひげを持つ植物（Ｂｉｇｎｏｎｉａｃｅａｅ（ノウゼンカズラ科）
Ｐｏｌｅｍｏｎｉａｃｅａｅ（ハナシノブ科） ほか）
第４部 曲がった先端でよじ登る植物および根でよじ登る植物。結論。（曲がった先端でよじ登る植物；根でよじ登る植物 ほか）
著者等紹介
渡辺仁［ワタナベシノブ］
１９６６年東北大学大学院理学研究科博士課程中退。高知大学教授・理学博士（本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです）
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感想・レビュー
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kazutox
7
日本語で入手できるダーウィンの本を読む、という趣味の一環です。本書は1865年、『種の起源』の6年後に書かれたもの。ダーウィン自身が栽培して観察した、茎で巻きつく植物、葉でよじ登る植物、まきひげを持つ植物の記録。植物の形や動きを説明しているのに図版がほとんどない。よじのぼり植物の進化一般の話はほんのちょっとだけ。似たような植物の似たような記述がひたすら続く。薄い本なのにきつい読書でありました。2024/09/12
