出版社内容情報
どのような科学者がノーベル賞を授与されているのだろうか?どのように選ばれるのだろうか?このような視点から,原著者がノーベル賞受賞者70名,ノーベル賞を受賞できるレベルにある科学者にインタビューをもとに,ノーベル賞に至る道のりと方法などについて記載した読み物。
■目次 ノーベル賞とスウェーデン/ノーベル賞と国家政治/だれがノーベル賞を受賞するのか/発見/逆境を乗り越えて/科学志向へ向かわせるもの/研究機関/よき指導者/分野変更と異なる分野の組み合わせ/強い影響力をもたらすこと/ノーベル賞受賞後に目指すもの/ノーベル賞を受賞できなかった人々/結びの言葉
内容説明
アルフレッド・ノーベル(1833‐96)によって設立されたノーベル賞は100年余の歴史を持つが、とりわけ自然科学部門である物理学賞、化学賞、生理学・医学賞の3部門は科学における最大級の名誉といって間違いない。これらの受賞者の業績を概観することは、ここ1世紀にわたる科学の歴史を知ることにもなる。しかし一方で、ノーベル賞に対するいくつかの謎めいた部分があることも確かである。本書は、物理化学の教授でもある著者I.ハルギッタイ自身がケンブリッジ大学で行った講演「ノーベル賞の獲得法」を発端に生まれた。著者はその後、70名のノーベル賞受賞たちにインタビューを行い、これら受賞者個人との出会いをベースに、さまざまなエピソードを科学者の目線で綴っている。本書は科学に対する啓蒙であると同時に、ノーベル賞にかかわる多くの謎を解く一冊でもある。
目次
ノーベル賞とスウェーデン
ノーベル賞と国の政治
誰がノーベル賞を勝ちとるか
発見
逆境を乗り越えて
科学へ向かわせるもの
研究機関
よき指導者
分野変更と異なる分野の組み合わせ
強い影響をおよぼすこと
ノーベル賞受賞後の様々な人生
ノーベル賞を逸した人々
著者等紹介
阿部剛久[アベタケヒサ]
現在、芝浦工業大学名誉教授。専攻は数学・数理科学、数学史・科学思想史(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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