出版社内容情報
PyMCでMCMCを実践し,結果を見ながら読み進められる,実用的なベイズ推論の入門書.◆Pythonモジュール「PyMC2」初の解説書
「PyMC」は,NumPy,SciPy,Matplotlibなどのツールとも高い親和性をもつ,MCMC(マルコフ連鎖モンテカルロ法)を用いたベイズ推論のためのPythonモジュールです.こうしたツールの登場により,これまで敷居の高かったベイズ推論を用いたデータ解析は,ますます実用性を高めています.
◆MCMCを動かしながら体得! ――ベイズ推論の新しい学び方
ベイズ推論をデータ分析で実践するまでには,従来は「ベイズ統計の基礎を学ぶ」 →「高度な計算手法の原理と実装法を学ぶ」→「コードを書いて実データを解析する」というステップが必要でした.しかしPyMCを使えば,このプロセスを大幅に短縮し,「いきなりMCMCを走らせる」→「結果を見ながらベイズ推論のエッセンスを学ぶ」という,効率的かつ実用的な学習法が実現します.Jupyter NotebookでのPythonコードが多数掲載された本書は,その格好の手引きです.
??本書を読めばわかること??
・ベイズ推論とはなにか,他の統計的推論との違い
・統計モデルをPyMCで実装する方法
・MCMCの考え方と威力
・損失関数の選び方・使い方
・事前分布の選び方と,サンプルサイズによる影響
・ベイズ主義的なA/Bテストの実践方法
第1章 ベイズ推論の考え方
第2章 PyMCについてもう少し
第3章 MCMCのなかをのぞいてみよう
第4章 偉大な定理,登場
第5章 損失はおいくら?
第6章 事前分布をハッキリさせよう
第7章 ベイズA/Bテスト
キャメロン・デビッドソン=ピロン[キャメロンデビッドソンピロン]
玉木 徹[タマキトオル]
広島大学 准教授 博(工)
内容説明
PythonでMCMCを走らせれば、ベイズ推論のエッセンスが見えてくる。プログラミングを通して学ぶ、ベイズ推論の新しい入門書。実践的なPythonコードを多数掲載。
目次
第1章 ベイズ推論の考え方
第2章 PyMCについてもう少し
第3章 MCMCのなかをのぞいてみよう
第4章 偉大な定理、登場
第5章 損失はおいくら?
第6章 事前分布をハッキリさせよう
第7章 ベイズA/Bテスト
著者等紹介
デビッドソン=ピロン,キャメロン[デビッドソンピロン,キャメロン] [Davidson‐Pilon,Cameron]
応用数学を専門とし、扱う分野は遺伝子や病気の進化的ダイナミクスから金融商品価格の確率モデリングまで多岐にわたる。カナダのオンタリオ州ゲルフで育ち、ウォータールー大学とモスクワ自由大学で学んだ。現在はカナダのオンタリオ州オタワ在住、eコマースプラットフォームを提供する企業Shopifyに勤務
玉木徹[タマキトオル]
2001年名古屋大学大学院工学研究科博士課程後期課程修了。新潟大学工学部助手。2003年新潟大学自然科学研究科助手。2005年広島大学大学院工学研究院准教授。博士(工学)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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好奇心の横断歩道を渡る!
Sean
あやたふ
もるもる