出版社内容情報
本書は，主として高専から大学編入を目指す高専生を対象に，ベクトル，行列，行列式の基本的な概念を演習書形式で丁寧に解説した格好の参考書．線形代数を学ぶ大学生にも十分活用できる入門書である．
ベクトルと行列／行列式／行列と行列式／１次変換／いろいろな応用／練習問題の解答と解説
内容説明
おもに高専から大学編入を目指す学生のために、「ベクトル・行列・行列式」の基本的な部分を演習形式で行う授業用テキストとして作られたテキスト。各節ごとに練習問題を設けた。
目次
第１章 ベクトルと行列（２次元と３次元のベクトル；ベクトルの内積 ほか）
第２章 行列式（行列式の定義；行列式の性質 ほか）
第３章 行列と行列式（逆行列；行列の基本変形と逆行列 ほか）
第４章 １次変換（行列の階数；逆変換・直交変換 ほか）
第５章 いろいろな応用（対角化の応用、行列のべき；２次曲線の標準形 ほか）
著者等紹介
林義実［ハヤシヨシミ］
１９４７年栃木県生まれ。１９７２年北海道大学大学院理学研究科数学専攻修士課程修了。釧路工業高等専門学校に赴任、数学教育に従事。１９７９年同校助教授。２００２年同校教授、現在に至る
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感想・レビュー
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ﾄﾏﾄ･ﾃﾞﾗｯｸｽ
0
演習が入試問題で少し重い。しかし簡潔にまとまってる。2014/07/04
よふかし
0
この一冊で線形代数の必要最低限の知識は身につくと思う。いや、これだけで十分かもしれない（専攻分野によるけど）。解説、例題、演習のどれにおいても最高の本だと思う。ただし、線形空間・線形写像についてはほとんど触れられていないことに注意。
