目次
トポロジーとは何か
集合とそこから広がる世界
オイラーの定理
距離空間と位相空間
滑らかに変化するとはどういうことか―連続性
展開図で考える―閉曲面の世界
群というアイデアで遊ぶ
じわじわと動かす―ホモトピー
基本群の話
いろいろな図形の基本群
単体と複体の話
鎖とその限界
ホモロジー群の世界
いろいろな図形のホモロジー群
著者等紹介
山本修身[ヤマモトオサミ]
1987年東京大学大学院工学系研究科計数工学専攻修士課程修了。東京工業大学理学部情報科学科助手。1994年株式会社管理工学研究所研究員。1997年青森大学工学部情報システム工学科講師。2003年同助教授。2004年名城大学理工学部情報工学科助教授。2008年同教授。博士(工学)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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やす
7
まだ21ページ目なのだが、あまりにも簡単にで新しいことを教えてくれるので感動する。トポロジーは以前一世を風靡したと思う。日本人数学者が大活躍した時代があったらしい。そのころには通俗本も量産されたのかもしれないが生き残っている形跡はない。一方現代では専門的数学書ぐらいしか生き残っていない。(ブルーバックス除く)通俗書かとおもった「広がりゆくトポロジーの世界」はどうも別分野の数学者に当てた分野紹介みたいな風で歯が立たない。大変面白そうなのに残念な思いをしていたところに本書である。2022/12/11
おしるこ
0
7省, 13〜15章がわからなかった。2016/12/19
葉
0
トポロジーは授業や勉強を重ねていくうちに好きになったり嫌いになったりを繰り返す状況である。メビウスの輪で、図形の位相幾何学の触りを書いている。50ページまでは数学要論2で70ページまでは解析学3の触りである。ホモトピーから表現論1の内容だが、表現論は2しか受けてないので、よくわからなかった。2015/07/06