出版社内容情報
離散数学は有限個のものだけを考える対象とする数学で,今世紀の半ばに誕生し近年めざましい発展を遂げている.本書は初学者を対象として三つのトピックス(順列と組合せ,離散幾何学,グラフ理論)をわかりやすく解説した.
■目次 数え上げの妙技と不思議な数の世界/ヘリーの定理の素晴らしさ/交グラフ
内容説明
離散数学は有限個のものだけを考える対象とする数学で、20世紀半ばに誕生し、近年目覚しい発展を遂げている。本書は初学者を対象に、組合せ論、離散幾何学、グラフ理論の3つの分野のイントロをわかりやすく解説した。
目次
第1章 数え上げの妙技と不思議な数の世界(ちょっとした工夫で人生バラ色;パスカルの三角形はnCkのスポークスマン;分配の問題を考えるときに現れるさまざまな数 ほか)
第2章 ヘリーの定理の素晴らしさ(夜空を眺めて考える;掲示板に貼られた紙から考える(ヘリーの定理)
ヘリーの定理が誘う世界 ほか)
第3章 交グラフ(点と線が織りなす世界;区間グラフの性質を調べよう;信号機の設計(円弧グラフ) ほか)