出版社内容情報
整数論にはコンピュータがよく似合う.本書ではCによるリストを混じえながら,数の性質,整数論の諸定理,未解決問題などを紹介する.
■目次 商と余り/不思議な数列/最大公約数/計算量/連分数/素数/素因数分解/フィボナッチ数列/合同式/整数論的関数/剰余群/いろいろな定理と応用/Cの環境設定
内容説明
情報科学の進歩にともなって注目されてきた「整数論」の初等的な部分を、新しみやすく解説する。実際にコンピューターを使って定理を検証しながら読み進むことによって、学校数学では味わえない「数」の学問の面白さと、コンピューターのもつ計算能力の醍醐味を満喫できる。
目次
1 商と余り
2 不思議な数列
3 最大公約数
4 計算量
5 連分数
6 素数
7 素数のいろいろ
8 素因数分解
9 フィボナッチ数列
10 合同式
11 整数論的関数
12 剰余群
13 いくつかの定理とその応用