出版社内容情報
ゲームの理論は,競争状態にある2個以上の行動主体がとる行動決定の数学的理論を扱う.本書は,ゲームの理論の基本的な概要について,例をあげながらわかりやすく解説している.
■目次 2人0和ゲーム/非協力n人ゲーム/2人0和多段ゲーム/協力n人ゲーム
内容説明
本書は大学の理工系教養課程で学習する程度の数学一般を予備知識として、ゲームの理論の大要を述べたものである。もともと、ゲームの理論は、数理計画法の重要な一分野として、計画数学としての理論面と、オペレーションズ・リサーチへの現われとしての応用面という2つの面をもっているので、本書ではできるだけ多数の例題をあげて、読者にゲームの理論の応用面を体得していただくよう配慮してある。
目次
1章 2人0和ゲーム(2人0和ゲームの一般概念;min‐max定理の証明 ほか)
2章 非協力n人ゲーム(非協力ゲームの問題点;Nashの定理 ほか)
3章 2人0和多段ゲーム(確率化ゲーム;生存ゲーム ほか)
4章 協力n人ゲーム(n人ゲームの特性関数;N‐M理論における解の概念 ほか)
著者等紹介
坂口実[サカグチミノル]
1926年東京生れ。1950年東京工業大学卒業。専攻は数理計画法、情報理論と数理統計学。現在、大阪大学基礎工学部教授
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