出版社内容情報
本書は,差分法と差分方程式に関する基本的な性質および解法について,理工系はもちろん文科系の初年者でも大学の教養程度の数学知識があれば,十分に理解できうるように説述してある.また差分方程式における独立変数は離散的な量を動く場合と,連続的に変化する場合の2種類があるが,本書ではいずれの場合にも使用できるように連続変数の場合を主として説明してある.また演習問題の中で解法に関するテクニックをできるだけ豊富に収めるように努力している.POD版.
■目次 差分法/差分方程式/線形差分方程式/定数係数線形差分方程式/連立差分方程式/記号的解法/離散変数の差分方程式/付録:差分方程式系<ベクトル表示線形差分方程式系 定数係数線形差分方程式>,安定性/問題解答
目次
1章 差分法
2章 差分方程式
3章 線形差分方程式
4章 定数係数線形差分方程式
5章 連立差分方程式
6章 記号的解法
7章 離散変数の差分方程式
著者等紹介
杉山昌平[スギヤマショウヘイ]
1923年静岡県生れ。1949年東京大学理学部数学科卒業。専攻、関数論・関数方程式。早稲田大学理工学部教授・理博
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