数学ライブラリー<br> 接続の幾何学 (POD版)

数学ライブラリー
接続の幾何学 (POD版)

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  • サイズ A5判/ページ数 145p/高さ 21cm
  • 商品コード 9784627000490
  • NDC分類 414.7
  • Cコード C3341

出版社内容情報

接続の幾何学,そして微分幾何学が発展して行く過程で執筆され,現在でもその価値を失わない基本の書.

群論と古典幾何学/リーマン幾何学と絶対微分学/レビ・チビタの平行性とユークリッド接続/接続の幾何学/ホロノミー群

内容説明

本書の主な目的は、カルタンの幾何学的な見解をできるだけ平易に解説し、もしできれば、カルタンの見解と他の新しい微分幾何学との関係をも明らかにしようとすることにある。

目次

1章 群論と古典幾何学(変換群;古典幾何学)
2章 リーマン幾何学と絶対微分学(リーマン幾何学;絶対微分学)
3章 レビ・チビタの平行性とユークリッド接続(レビ・チビタの平行性;ユークリッド接続)
4章 接続の幾何学(接続の幾何学;接続の幾何学の諸例)
5章 ホロノミー群

著者等紹介

矢野健太郎[ヤノケンタロウ]
1912年東京生れ。1934年東京大学理学部数学科卒業。専攻、微分幾何学。現在、東京工業大学教授
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

やす

3
相対論の記述に使われるリーマン幾何学についてちょっと勉強。相変わらず数式斜め読み。本文のみ。計量が時空の性質を示すとか何とか。絶対幾何学とかいうそうだ。矢野健太郎さんの戦後すぐの著作。矢野さんといえば友人からあなたの助手はケシカランですなと言われたそうな。電話で「はいヤノケンです」と矢野さんのことを愛称でいうというのだ。それは矢野研究室の略だろ。2013/01/20

悠里

0
細かい計算の導出過程は飛ばされているけど、話の要点がわかりやすくていい。ある程度微分幾何学に慣れていないと辛い。 ガウスの曲線曲面論を学び、さらに整理され抽象度の高い微分幾何学を学んだあと(もしくは並行して)に、ある種数学史として読むとよいかも。2024/09/30

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