目次
第1章 高田神社神領の近世史概観(高田神社;高田村の領主;神社内の寺社と配当高;年貢の変遷、荒廃と復興)
第2章 近世の社家社僧の対立と廃仏毀釈(神官優位の熊野権現;宝永五年の裁許;千田家の神主就任と仏教勢力の擡頭;一人支配の回復を目指して;神仏分離と仏教疎外;明治維新と廃仏毀釈)
第3章 尊王敬幕に揺れた幕末維新―千田千代太郎を中心に(元治内乱の処罰;千代太郎の佐幕思想;社伝の変遷にみる尊王と敬幕)
第4章 神領の一揆(享保一六年の掃除役拒否一件;享保一八年の若王寺再建不勤仕一件;文化の夫銭一件;天保三年の掃除役増役米一件)
著者等紹介
吉田俊純[ヨシダトシズミ]
1946年11月13日生まれ。1971年横浜市立大学文理学部卒業。1974年東京教育大学大学院文学研究科修士課程卒業。茨城県立歴史館史料部史料室研究員を経て、筑波学院大学情報コミュニケーション学部教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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