出版社内容情報
わが国の漢方医学のなかで、代江戸期、その頂点にたち考証学派を大成したのは七代多紀元簡とその子元堅である。 その元簡によって著述された『金匱要略輯義』(6巻十冊)は、考証学派の立場から中国の諸説を広く探索して、これら融合折衷を試み討議を加えた。また、文献の引用及び解説には日本の説を採用していない。
わが国の漢方医学のなかで、代江戸期、その頂点にたち考証学派を大成したのは七代多紀元簡とその子元堅である。 その元簡によって著述された『金匱要略輯義』(6巻十冊)は、考証学派の立場から中国の諸説を広く探索して、これら融合折衷を試み討議を加えた。また、文献の引用及び解説には日本の説を採用していない。