内容説明
「考古学と中世史研究」と題して、1990年以来、帝京大学山梨文化財研究所によって、毎年行われてきたシンポジウムが、1995年7月8日(土)、同9日(日)に山梨県石和町の同研究所で開催され、テーマを「中世日本列島の地域性―中世考古学及び隣接諸学から―」とした。本書はこの2日間のシンポジウムの記録を一書にまとめたものである。本書には、土器を中心とした中世遺物の地域性をはじめ、貨幣、文書、民家、民俗文化等の地域差・地域性、それに琉球王国自体の地域的構造についての諸報告の速記に手を入れたものを収録し、討論についても整理・編集を得て、収めてある。
目次
基調講演(地域論のもつ意味;北日本における中世遺構と埋納遺物について―考古学資料の地域特性;土器からみた中世の東国;中世前期の摂河泉と瀬戸内;琉球国の地域的構造について;「民家」建築の地域性―建築史学の立場からみた日本列島;中世貨幣の普遍性と地域性 ほか)
討論(中世日本列島の地域性―中世考古学及び隣接諸学から)



