内容説明
江戸町人文化の原点をさぐり、巨大都市東京の底に流れる「都市の思想」を求める。
目次
江戸町の風光
江戸・東京の今昔―都市の情感
信仰生活と文学―庶民の法華信仰
江戸の年中行事―信仰の歳事記
浮世絵にみる江戸の風情―広重の「六十余州名所図会」をめぐって
歌舞伎繁盛管見―舞台芸術の伝統
江戸派ふたりの歌人―千蔭と春海
江戸の庶民文芸―黄表紙の世界
江戸のマチづくり―その自然と住み分け
江戸の台所―百万都市の経済メカニズム
ヨーロッパ人のみた日本・江戸―日本人の印象
町人文化の原点をみる