目次
オリエンテーション 国文科なんかに進学しない方がいいよ!
1限目 国文学史 万葉時代、ヤマトウタはどのように歌われたのか?―馬場南遺跡出土木簡は語る!
課外活動1 芸術鑑賞 オペラ『蝶々夫人』に挑戦!
2限目 中古文学講義 世界の『源氏物語』から『源氏物語』の世界へ
研究室 国文科の卒業論文ができるまで
3限目 現代文学演習 村上春樹『1Q84』分析―まずは「気になること」から
課外活動2 卒業生訪問 ビジネスは文学です!―通訳サービス会社社長・工藤紘美さんにきく
4限目 現代日本語文法演習 助動詞「です」
課外セミナー 対談 読書と人生―今こそ日本社会に国文学の力を
著者等紹介
上野誠[ウエノマコト]
福岡県出身。國學院大學大学院文学研究科博士課程後期単位取得満期退学。奈良大学文学部教授。奈良万葉文化振興財団万葉古代学研究所副所長
神野藤昭夫[カンノトウアキオ]
東京都出身。早稲田大学大学院文学研究科博士課程単位取得満期退学。博士(文学)。跡見学園女子大学教授をへて放送大学客員教授
半沢幹一[ハンザワカンイチ]
岩手県出身。東北大学大学院文学研究科博士課程前期修了。共立女子大学文芸学部教授。表現学会代表理事
山崎眞紀子[ヤマサキマキコ]
東京都出身。専修大学大学院文学研究科博士後期課程修了。博士(文学)。札幌大学法学部教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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山がち
2
うーんとしか言いようがない。どこまで本気で国文科の案内として書かれたのかがさっぱりである。高校生向けにしてももうちょっと書きようがあったのではと思わされる。オペラ鑑賞のところなんかがまさに代表的だが、これでは単なるエッセイみたいなものである。国文科で学ぶ意義も熱心に説いているわけではない。これだったら、国文学・国語学の概論書を読んだ方が分かりやすいのではないかという気もする。ただ、国語学のところは比較的一般の人にもイメージしやすく書かれていたのではないかと思うし、内容自体も興味を持てるものだったと思った。2014/03/15
Tom Ham
1
読了。学校の図書館でお願いして置いてもらったものを借りて読みました。ゼミを一緒に受けているような感じで読めました。学生時代もっと勉強していたら…と思いつつ…(苦笑)あの頃に今の知的好奇心があれば…と。個人的にはすごく面白かったですよ!2013/06/27
ゆきんこ
1
講義を一緒に受けているというような体で書かれていたから読みやすかった。自分で追究していく姿勢が大事なのですね。2011/12/10
ざわざわ文庫
0
村上春樹論のみ。2012/04/18
MrO
0
面識のあった先生が書いていたので、買ってしまいました。うちの娘は二人とも文学部ですが、理系如きに負けないで欲しい2011/07/24