内容説明
多くの軍師は父子二代にわたり主君に仕えた。子の代では主君を指導する立場。主君にとっては煙たい存在にも。さらには主君を操ろうという軍師も。外に知略、内に権力闘争、そんな軍師の生きざまを描く。
目次
第1章 西国の雷鳴
第2章 山陽・山陰の戦火
第3章 四国・近畿の動乱
第4章 東海の激突
第5章 関東・甲信越の風雲
第6章 東北の抗争
第7章 天下平定への戦い
第8章 戦国乱世の総決算
著者等紹介
二階堂玲太[ニカイドウレイタ]
1943年、神奈川県に生まれる。日本文藝家協会会員、日本ペンクラブ会員、財団法人新鷹会理事。2004年、第34回池内祥三文学奨励賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
BIN
6
各有名大名の軍師を一人だけ紹介している軍師集。簡単な流れとエピソードを少し紹介しているだけなので知っている人から見るとあまりたいしたいことないし、軍師?と思える人物だったりするし、あまり知らない人が見てもあまり参考にならないような感じがします。竹中半兵衛の稲葉山城乗っ取りが1年と結構長かったこととか、宇佐美良勝(定満か定行の名しか知らなかった)などたまにハッと思わせる内容があったのはよかった。2016/06/12
m
3
戦国武将にはまっている今、有名どころ以外の知識もつけようと思い手に取ったが、恐ろしく読みにくい(笑)時代小説ではさぞかしページを割いて書かれるであろうエピソードも、淡々と簡潔に紹介されて終わり。いまいち盛り上がりに欠ける。読書メーターで登録している人がいなかったのはそういうことなのか。おすすめできない一冊。2016年30冊目。2016/02/16