出版社内容情報
初の宋詩入門書!宋詩から入る漢詩の世界
はじめに
■詩を読むまえに
宋詩のながれ
漢詩のきまり
■北宋の詩
寒食(王禹?)/春日楼に登り帰らんことを懐う(寇準)/山園の小梅(林逋)/江上の漁者(范仲淹)/寓意(晏殊)/魯山山行(梅堯臣)/悼亡三首(梅堯臣)/詩癖(梅堯臣)/戯れに元珍に答う(歐陽修)/豊楽亭游春(歐陽修)/淮中晩に犢頭に泊す(蘇舜欽)/中秋の夜 呉江亭上にて月に対し前宰の張子野を懐い 及び君謨蔡大に寄す(蘇舜欽)/起きるに懶しの吟(邵雍)/杏花(王安石)/王逢原を思う三首 其の二(王安石)/船を瓜州に泊す(王安石)/暑旱 熱に苦しむ(王令)/辛丑十一月十九日、既に子由と鄭州の西門の外に別れ、馬上にて詩一篇を賦して之に寄す(蘇軾)/湖上に飲す初め晴れ後に雨ふる 二首 其の一(蘇軾)/春夜(蘇軾)/快閣に登る(黄庭堅)/黄幾復に寄す(黄庭堅)/雨中岳陽楼に登り君山を望む 二首(黄庭堅)/三子に示す(陳師道)/丁未二月上旬四首 其の二(呂本中)
■南宋の詩
春を傷む(陳與義)/百家渡を過ぐ四絶句 其の二(楊万里)/?闍緒演ト午睡より起く二絶句 其の一(楊万里)/山西の村に遊ぶ(陸游)/范待制の秋興に和す(陸游)/沈園二首(陸游)/児に示す(陸游)/四時田園雑興(范成大)・春日田園雑興十二絶 其の一・晩春田園雑興十二絶 其の六・夏日田園雑興十二絶 其の十一・秋日田園雑興十二絶 其の二・冬日田園雑興十二絶 其の一/宜春苑(范成大)/除夜、石湖より?渓に帰る(姜?)/琵琶行(戴復古)/新年に自ら唱い自ら和す(戴復古)/苦寒行(劉克荘)/野望(翁巻)/南安軍(文天祥)/人の常徳に之くを送る(蕭立之)/茶陵道中(蕭立之)/西台にて思う所を哭す(謝?)
【著者紹介】
1934年生まれ。東京大学大学院中国文学専攻博士課程を中退後、オーストラリア国立大学研究員、東京大学助手、國學院大学助教授、お茶の水女子大学教授等を経て、お茶の水女子大学学長。その後、二松学舎大学大学院教授、学校法人二松学舎理事長を歴任、現在は学校法人二松学舎顧問。専門は中国古典詩研究、日中文化交流の研究。著書に『鳳よ鳳よ ― 中国文学における〈狂〉』(汲古書院・2009)、『中国古典詩学』(日本放送出版協会・2000)、『宋詩 附金』(明治書院・1978)等。
内容説明
初の宋詩入門書!よみやすい現代語訳で新しい漢詩の世界へ。
目次
詩をよむまえに
北宋の詩(寒食(王禹〓(しょう))
春日、楼に登り、帰らんことを懐う(寇準)
山園の小梅(林逋)
江上の漁者(范仲淹)
寓意(晏殊) ほか)
南宋の詩(春を傷む(陳與義)
百家渡を過ぐ四絶句其の二(楊萬里)
間居の初夏、午睡より起く二絶句其の一(楊萬里)
山西の村に遊ぶ(陸游)
范待制の秋興に和す(陸游) ほか)
著者等紹介
佐藤保[サトウタモツ]
1934(昭和9)年4月生まれ。東京大学大学院中国文学専攻博士課程を中退後、オーストラリア国立大学研究員、東京大学助手、國學院大学助教授、お茶の水女子大学教授等を経て、お茶の水女子大学学長。その後、二松学舎大学大学院教授、学校法人二松学舎理事長を歴任、現在は学校法人二松学舎顧問。専門は中国古典詩研究、日中文化交流の研究(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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