出版社内容情報
東洋~中東~西洋をつらぬいて流動・交錯する「知」の世界!学会の枠を超え第一線の研究者たちが贈る大学1・2年生向けシリーズ!
目次
総説―西洋近代哲学と東の知
排中律を超えて―ドイツ古典哲学と中国哲学の間
西洋近代哲学の形成と中国哲学―ライプニッツとヴォルフを軸として
ヨーロッパにおける中国知識の伝播―諸種事典を中心に
ヘルダーと日本
マックス・ウェーバーと音律問題
対抗宗教改革時代における東アジアの宗教
エンゲルベルト・ケンプファーの日本宗教理解―科学と信仰の間の日本論
科学と宗教―中国と日本における近代哲学の葛藤
著者等紹介
堀池信夫[ホリイケノブオ]
筑波大学名誉教授、日本学術会議連携会員。東京教育大学大学院博士課程(中国古典学)単位取得退学
石川文康[イシカワフミヤス]
同志社大学大学院博士課程修了。ハイデルベルク大学、ボン大学に留学。ミュンヘン大学、トリアー大学にて客員研究。東北学院大学教授。日本カント協会役員。哲学博士(Dr.phil.)。仙台手打ちそば研究会会長。2013年2月、逝去
井川義次[イガワヨシツグ]
筑波大学大学院哲学・思想研究科博士課程修了。琉球大学法文学部人間科学科教授をへて、現在筑波大学人文社会系哲学・思想教授。中国哲学専攻。博士(文学)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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